Hello ベイビーパグです。
娘がイギリスへ旅立って10日で、泣きのLINEメッセージが入ってきた。
大学の寮生活のため、自炊が基本。
大学にあるスーパーは、野菜もお肉も高い!とのこと。
寮費も高いしね。
食事つかないのに、月に¥10万強もする。
授業料も日本の比じゃない。
高いよお。
イギリスへ食品を最速で送る方法
イギリスは、お酒やお菓子などの嗜好品以外の食品や、書籍購入には、VAT(付加価値税)という税金がかからないはず。
それ以外は、一部を除き20%の税がかかる。
野菜や果物は税金がかかってないので、少しは安いはずなんだけど?
どうやら食事で苦労しているらしい。
親にやってもらって当たり前と思ってる節があるので、良い薬だよ。
これで親の有り難みを痛感するだろう。
と、初めは思ったのだが、
だんだんそうも言ってられなくなる。
困ってるオーラを出されると、放っておけないのだ。
悲しい親の性。
イギリスの食事が美味しくないのは、昔から有名。
私も昔イギリスに住んでいたので、まずいってのはなんとなく覚えてるが、なにせ、かなり前のことなので記憶が曖昧。。
結局、日本食材を慌てて買いに走り、イギリス留学中の娘に送ることに。
和風だし、のり、米、インスタントラーメン、フリーズドライの味噌汁、うどんだし、大根やホウレンソウ、小松菜などの乾燥野菜、親子丼の素、しょうゆ、あんこ入り餅、うちのごはんシリーズなどの素などを買い込んだ。
送料が高いことは、ざっくり知っていたが、
食糧調達してから詳しく調べてみると、
EMS(最速配送・東京→UKで3日)で、
なんと、2Kgで5,000円。
2kgを超えると、500g増えるごとに800円加算されるという。
たしか購入品は、トータルで3,800円くらいだった。
全部入れて、家の体重計で測ってみると、3.3kg(箱含む)もあるじゃないか。
ということは、5,000+800×3=7,400円
高い!高すぎる!!
購入したものの、ほぼ倍もするじゃないか。
EMSの他に、国際eパケットというのもある。こちらは、2キロまでの小型荷物のみ利用できる。
2㎏で¥3,065と¥2,000ほどEMSより安いが、配送に6日もかかるうえ、専用パウチというものを取り寄せなくてはならない。
パウチって何?何のためにいるの?
調べてみると、
オンラインシッピングツールで作成した送り状を荷物に貼り付けするための袋(無料)らしい。
郵便局からパウチを送ってもらう(ネット依頼のみ対応)のに、5営業日もかかるらしい。
一応頼んだが、トータルで2週間近くも待ってられない。
結局、一番高いが最速のEMSで荷物を送ることに。
だいたい重量オーバーなので、国際eパケットは無理。
イギリス税関で認められていない代表的な食料に、
米、肉、乳製品、野菜、蜂蜜などがある。
また、1リットルを超える液体も禁止物品だ。
米⁈
米だとぉ⁈ 買ってしまったよぉ。
娘のリクエストリストの一番上にあったぞ。
次に、和風だし。
これは軽いし、かさばらないから優秀。
買ってしまったカップヌードルは、売ってるから要らないと言われた。
なにぉ〜
気を取り直し、減量することにした。
めざせ2kg未満。
箱をふさぐガムテの重さもカウントしなきゃ。
とりあえず、1,900gを目指して、内容物の調整だ。
米がいなくなれば、500gは減る。
インスタントラーメンは軽いが、かさばるので、結構やっかい。
イギリスで売ってるというんだから、これもリストラ決定。
娘の大好きなあんこ入り餅は削れない。でも重いんだな、これが。
2時間くらいかかって、パッキングと格闘。
なんでそんなに時間かかるの?
と思われるのも最も。
個人間のギフトの場合、£36( ≒¥5,000)まで、国際郵便で送ったものは免税になるのだが、
それ以上になると、基本20%の関税がかかるので、受取人に支払い催促が行くことになる。
今回は、¥3,800なので関税は気にしなくていいが、
税関告知書というものを結構細かく記載しないといけない。
ゆうプリタッチの利用方法
手書きだと間違えたら手間なので、
ゆうプリタッチという、スマホ専用アプリを使うと便利。
Step1. 差出人情報の入力をする。
Step2. 受取人情報の入力をする。
Step3. 発送種別と発送方法を選択し、内容登録をする。
今回は、「EMS(物品)」・「航空便」を選択した。
ここまでは、難なくクリア!
次に、内容品登録だ。
私の場合、ここに相当時間を取られた。
内容品種別は、「贈物」を選択。
内容品1をクリックして、内容品名、原産国、一個当たりの重量、単価、個数を入力する。
内容品2,3も同じように入力する。
内容品合計金額や総重量は自動計算されるので、実際に測った重量とほぼ一致していないとおかしなことになり、英税関で疑念をもたれるのでは?と思い、キッチン用スケールで1個ずつ重量を測って、帳尻が合うようにした。
ちなみに、私の場合、内容品1は、seasoning(調味料)、内容品2は、processed food(加工食品)、内容品3は、dried food(乾物)。
危険物に関しての確認にㇾを入れる。
同じものを10個なら10個、入れてるわけではないので、重量がそれぞれ違う。
同じカテゴリーでの平均値を求め、1個の重さを割り出す。
これがほんと、めんどくさい。
出したり入れたり、格闘すること、2時間。
Step4. 発送関連情報の入力をする。
発送予定日・総重量・荷物の個数・損害賠償金額を入力。
総重量を入力すると、郵便料金が自動計算されます。
番号/総戸数欄は、送る荷物が1つ(1個口)なら、「1/1」と入力すればOK。
2個以上の場合、未検証につき、郵便局へお問い合わせください。
続いて、
インボイス情報。
インボイス印刷枚数は、「規定枚数を印刷する」で
最後に、有償/無償を選択。
ここまでくれば、終わったも同然。
あと一息。
しかし、なんなの?有償とか無償って。
ここまできて、超えなきゃならない山があったのかぁ、、、
「有償」とは、
商品として送り、受取人から対価をもらう場合。要するに商売。
「無償」は、プレゼント。受取人とお金のやりとりが発生しない。
ということは、娘にもちろん、ただで送るんだから、「無償」でいいんだ。
Step5. 入力した情報の内容確認をしたうえで、確定をタップ。
これで登録完了!
発送~到着まで
ゆうプリタッチ設置郵便局に行き、割り当てられたQR(2次元)コードをかざすと、印字された送り状とインボイス(税関告知書)などがプリントされて出てきます。
苦労の甲斐あってか、総重量1,920g!
なんとか5,000円で送ることができました。
発送後、追跡サービスで確認すると、
7/7に発送して、7/9に受取。
3日で無事、内容物すべて届いたそうです。
気になっていた乾燥野菜は、禁止品の野菜扱いになるのか?それとも乾物扱いでいいのか?問題。
結果、乾物で無事、税関を通過できた模様。
ほんとよかった~。
お疲れ様でした~。